2002年 4−5月のケニア撮影記です。

最終章

夕暮れ間近、ライオンの行進。マサイマラ。

サバンナの王者だから。

強いからそんなにだらしなくいられるの。

せいかんな顔つきと裏腹に、昼寝をしているデレンコとした顔もある。

お腹を見せて寝ている動物はおまえらだけだもの。

でもやっぱり強いんだ。

だって百獣の王だから。

ちいさな子供ライオンだってキリンを食べる。

食べ飽きるとその獲物をおもちゃのように遊ぶ。

獲物に飽きると父ちゃん母ちゃんとじゃれる。

プライドの雄ライオンは狩りをしない。

しかしプライドを守っている。命をかけて。

こんなライオンがかっこいいと思った。

ライオンにはなれないから写真を撮る。

サバンナの嫌われ者。

見た目が汚いから、横取りのイメージが強いから。

それとも口の周りが黒いからだろうか。

そんなこと言わずによく見てみて。

結構かわいいでしょ。

だから僕はこいつらの写真を撮る。

サバンナを最速で疾走するハンター。

容姿端麗、スタイル抜群。

サバンナのスーパーモデル、チーター。

きっと彼らも自覚している。

ポーズが決まり、ウォーキングもうまい。

誰だって写真を撮りたくなるでしょ。

サバンナの住民マサイ。

何百年も昔からこの地に動物たちと共存してきた。

百獣の王も一目をおく。狩猟はしない。

誇り高き戦士達。

これで今回の旅も終わり。

様々な動物たちとの出会いがあるサバンナはパラダイスかもしれない。

それを確かめるため来月再びサバンナへ向かう。

そしてまたご報告させていただけるようにがんばります。

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