サンブルとバッファロースプリングは川を挟んで隣接している。
公園内には橋が一つあり行き来できる。
サンブル側で一番のねらいであるヒョウを探す。
この時期はシーズンで他にもサファリカーはたくさん出ている。
ヒョウやライオンなどの人気の動物がいれば、車が集中する。
それを目指すこともあるが、無線で呼び合うことが多い。
10メートルくらいの木の中でヒョウがディクディクを食べていた。
ディクディクは成獣でも50Bくらいにしかならない、小さなアンティロープである。
それでもヒョウにとっては1日の食事となる。
他の肉食獣に横取りされないように、ヒョウは木の上に昇るようになった。
次の瞬間、ヒョウは飛び上がるように、その木の先端に姿を見せた。
同時に、くわえていた獲物を落としてしまった。
その下では2頭のライオンが待っていた。
木の上のヒョウの獲物まで横取りをする場面
は初めて見た。
ライオンにとって、半分になったディクディクはおやつにもならないはずだ。
ヒョウにとっては災難であった。