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| 北上町紀行、風景写 真へ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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北上町紀行・イヌワシ編
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今回の近況報告は 日本でも絶滅の危機にあるイヌワシの観察の報告を致します。 イヌワシはほぼ日本全国に生息していますがその数は300羽といわれています。 姿を見ることも難しいとされたこのワシの撮影に挑戦してきました。 |
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| 成鳥のイヌワシは翼を広げると2メートルを越す程になる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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今回のこのイヌワシの撮影に挑むことになった理由のひとつは、 このイヌワシの生息地である町からのご連絡でイヌワシの写真が欲しいとのことであった。 町のシンボルにもなっているイヌワシを町史というもので紹介して、保護していくのだという。 現在、宮城県北上町には一つがいのイヌワシと昨年羽化した子どもの計3羽が生息している。 その住みかやよく通る飛行ルートが学者の方や野鳥の会の方々の調査や目撃情報で分かってきている。
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北上町役場の今野さんとともに行動して、普段では入ることの出来ない山をあがり そこをベースとし三脚を立て、一日中空を眺めて飛んでくるのを待つという作戦である。 簡単でもあり、忍耐勝負でもあるこの作戦は四日間の予定で始まった。 |
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9月の宮城県では、あのうだるような今年の夏はもうどこかに行っていた。 今年の1月以来の北上町の訪問で3回目となる。高速道路が延びて石巻まで行かれるようになった。 僕の北上町の印象は、やはり、うまい!である。魚が新鮮で横浜では味わえないようなものがたくさんある。 すこし山の中に入った追分け温泉という所になんとも素晴らしい温泉宿がある。 ここのご主人の料理へのこだわりがまた僕の興味をそそり、その料理が一番の目的だったりする。
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| 真上で落とし物をするミサゴ。足には魚をつかむ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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いい天気の朝を迎えて、早速イヌワシ迎えうちポイントへと向かう。 するといきなり向かいの山の稜線に一羽のワシが姿を見せた。まさしくイヌワシであった。 カメラをセットする前から姿を見せてくれたことに気持ちは一気に高まった。 しかし、それは本当に遠くて、僕の望遠レンズでは点にしか写らない。 こちらへ向かって飛んできてくれるのを待つしかないようだ。 |
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突然大きく羽根を広げた鳥が飛んできた。 おー!、来た来た。とカメラを構えると獲物をつかんでいる。 太陽に翼が透けて模様が見えると、それはイヌワシではなかった。 ミサゴである。 イヌワシとは違って主に魚を食べる。イヌワシはうさぎやヘビなどを捕るが魚の捕獲は確認されていないようだ。 それでも興奮しながら真上を通過するミサゴを追っかけてると、まるで我々をねらったかのように糞を放った。 望遠レンズでのぞいているとそのままかかってしまうようにも思えた。 写真を見るとむこうもこちらを見ている。 |
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| 左の写 真を拡大。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 幼鳥のイヌワシは残雪のような模様がくっきりと見える。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| イメージ的なシーンだがとにかく遠い。 | 画面 左が子ども。親の雄雌は判別しにくいが、勝手に母親だと思いながら見ていた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ミサゴが運をつけてくれたのかその後に待望のイヌワシが現れた。 1日に3〜6回姿を見せてくれるがなかなか近くには来てくれない。 羽根の内側に白い模様があるのが幼鳥である。そろそろ親とも別れる時期である。 普通は毎年生まれて秋には巣立つのだが、ここ何年間かは2年に1回の産卵で、 巣立ちまでに1年半も親と行動しているそうだ。 最後の飛行なのか親と子のランデブーも見せてくれた。 我々も3羽の個体を識別できた。 こういう姿をいつまでも見られる環境を守っていきたい。
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