
シチリア紀行第4弾最終回です。
シチリア島南西部から北西部へと進みパレルモ空港へたどり着く?。
最後のイタリア料理、じゃなくてイタリア取材です。

ここを見ないとシチリアを語れない!
とガイドブックにあるAgrigentoの街は大きな街で、遺跡なども多く残っている。
僕の師匠はなぜかそういうお決まりとなっている観光コースを避けるのだ。
僕の助手時代、日本で風景写真の取材のときもメジャーな場所を意図的に避けているように思った。
ホテルもたくさんあるのだが、なかなかいい部屋が見つからない。
この街にこだわることもないと次の街へむかうことにした。
とりあえずチラッとでもこの街を見たので僕はシチリア紀行を語らせてもらっている。:笑
海岸線を西に走りたどり着いたのはSciaccaという街だった。
ここも大きな街で正面が海のホテルに決まった。グランドホテルデュレーサー。
ここはいいホテルだった。なぜなら、大きい台車があったからだ。
前にも言ったが、機材を部屋に運ぶのが一仕事で、台車が有るか無いかが僕の評価のポイントである。
しかし、ホテルのレストランがお休みで、街までくるまで食事に出かけることになった。




一般的なオープンカフェのようなpizzaのメニューがあるでところでの夕食。
メニューも読めないなりにだいぶ感がきくようになり、出てくる料理の見当がつく。
食後はやっぱりジェラート。コーンタイプに2段重ね。んふふふ。
Sciaccaは港街で海まで街が競り建っていておもしろい。
相変わらずの道の狭さと一方通行にも体がなれてきたみたい。
朝食前に日課の早朝撮影をして、この日はシチリア最後の宿泊地へむかう。
最後の宿泊地、パレルモ空港に近いMondelloという街を目指して出発。
イタリアの空の下で食べるカップラーメンも今日が最後と思うとちょっと寂しくなる、
分けはない。買い出しで計算間違いしたのか一日2個ずつのペースでもあまるのだ。
ミシュランレッドガイドブックの地図を頼ってすこし早めに街についた。
青い海の湾の小さな街で、夏は海のリゾート地としてにぎわうそうだ。
しかし、地図のポイントにあるホテルは名前が違う。名前が変わったのどろうと何の疑いもなくチェックイン。
宿泊料金も安くなったと、いいながら部屋で一息つき、夕景撮影に使う以外の機材の梱包作業をする。
夕日より早めに車で出かけ、空港までの時間も確認したり、街の風景を撮影した。
最後にきれいな夕日を見ることが出来、シチリア最後の料理を食べに街へむかった。
電話で予約も入れて、ちょっと贅沢なディナーと皆が楽しみにその店の看板を探す。
???、地図ではこの辺りにあるはず・・・、名前変わったのかな、電話ではちゃんと言ってたよ、
場所変わったのかな、最新のガイドブックだし、おかしいなぁ。
『もういいよ、そこに入ろう』、と歩き疲れたわれわれの目の前にあったレストランに入った。
注文しなくても赤ワインを持ってきた陽気なお姉さんに『ここどこですか』とガイドブックを見せる、
ちょっと考えている。女性は地図が苦手だからと思ってたら、地図からはずれた所を指さした。
そして『Sferracavallo』と言われた。えー!!。隣の町なの!!!。
地形もそっくり、ほぼホテルの場所も、お店の場所もそっくりだった。
そして大笑いしながら最後のうまいシチリアの味覚をたんのうした。


Sciaccaの港を夕日が染める。



青空と似合うとてもキュートなボートがならぶ。
残念ながらトラブルもなく?最後まで楽しいまま、この旅は終わった。
こんな機会を僕に与えてくださった我が師に感謝します。
僕は知らなかったのだが、この取材の師匠のフィルムの処理作業ももれなくついてくるのだそうだ。
200本近いフィルムのマウント作業が終わって僕の任務が終了する。 おわり。