学術研究 NO.067 大石真之
研究課題
「多摩川底泥構成物質の毒性学的研究」
 近年の都市河には種々の産業廃棄物や生活排水が流入し、汚染が高度に生じている。これらの汚染は、法による規制や下水の完備により徐々に改善されてきてはいるが、多くの都市河川では未だ高度の汚染が続いている。
 これらの河川汚染物質中には、化学種が既知または未知を問わず生体に悪影響を及ぼす物質が数多く含まれていると考えられる。有機塩素系化合物や重金属のような化学種既知の有害汚染物質については、化学分析の手段をもちいて汚染の実態の測定を行い、また法的規制によって河川中濃度をある基準いかに抑制することが可能であるが、未知の物質については全く規制のしようがない。
 これら化学種未知の物質の生体影響に関する研究はほとんど行われておらず、化学分析の手段もない。そこで河川中未知化学物質の毒性を知るモデルとして多摩川を選定し、その方法の開発と汚染の実態調査を行った。
共同研究者

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