学術研究 NO.095 柿沢亮三
研究課題
「多摩川流域を代表する鳥類数種の個体群行動と塒および繁殖分布に関する調査研究」
 本報告書は、多摩川の上流域、中流域、下流域に鳥類センサスルートを設定し、センサス結果をもとに多摩川流域を代表するツバメ、スズメ、ムクドリの年間の動態を明らかにしょうと試みたものである。

 調査期間は1981年5月から1984年2月まで、最低月一度のセンサスを行った。3年間に観察できた種は、合計101であり、過去の記録と大きくは違わなかった。
 ツバメは、3月から10月まで観察され、6月,8月,10月の3つの山型の年変動を示した。
 スズメは、周年観察され、4月を谷とし10月をピークにもつ山型の年変動を示した。
 ムクドリは、周年観察され、5月と9月に谷をもち6月と12月にビークをもつ2山型の年変動を示した。
 しかし、ムクドリの動態については不明な部分が多く、更に資料を集積する必要があると考えられた。


共同研究者

研究リストへ戻る