| 学術研究 NO.098 玉井建三
研究課題 「武蔵玉川における生活環境に関する地誌学的研究」 |
| 近世まで全国のそれぞれの河川には各水系の本流に無数の河川名が存在していた。 多摩にしても、その河川名は水系の総称であって、流域には六郷川・玉川・多摩川‐丹波川などの水域部分がある。ことに玉川は生活空間の狭小な時代の名残りで、玉の礫が河川水を浄化して清流をなす場所と考えられる。 先人たちはそれを素直に土地に刻印したり、文学の題材にも借用した。その自然や歴史が、かつて玉川とともに暮らしをたてた河畔の人々の地誌的環境を語ってくれる。そこで、この内容を論考するため玉川と全国に分布する夕マ川を調査し、自然が浄化する作用と水系における位置的相関をとらえ、玉川の自然に関する普遍性を究明する。 その資料をもとに先人が伝言する地誌的環境との関連を論究することが主たる目的である。 共同研究者 |