学術研究 NO.078 近藤典生
研究課題
「多摩川水系の汚染と自浄作用に関する総合的調査研究」
 近年、多摩川の流域周辺の都市化が上流域にまで進み、都市型河川の宿命ともいえる流域の汚染により環境の劣悪化が生じ、大きな問題となっている。
 現在、多摩川については流域住民を含む人達によって河川問題を考え、環境を回復しようとする運動が進行しつつあり、環境の保護、改善を目的とした活動が行われている。しかしながら、多摩川水系全体としての流人河川の影響、自浄作用等についての調査研究は未だ不充分であろう。
 本研究では多摩川水系全体における河川環境の実態を生物学的方法および水質の調査により、多摩川の現状を把握し、併せて関東平野を流れ、河川形状が比較的多摩川に類似している相模川についても同様の調査を行い、これらのデータに基づいて多摩川水系における流人河川の影響、河川の自浄作用について生物学的な面から解析し、併せて河川および河川敷の利用方法について再考を加えることにした。
共同研究者
松岡清久,漆戸登宇世,鶴巻洋志, 河本 新, 鈴木淳志, 伊熊正也, 吉沢健, 並木岳志, 吉村孝

研究リストへ戻る