カイのしつけ教室第一回目 
  飼い主へのオリエンテーション ワン抜きの講義だけでした。

講義の主旨
    今までのワンのしつけは、矯正訓練が主流でしたが、このしつけ教室では、陽性強化、つまり褒めて良いところをのばしてやる。言葉の通じない相手に、BODY LANGUAGE でCOMMUNICATIONして、相手に自分の意志を通じさせる訓練をする。アイコンタクトが重要になります。ワンを訓練してしつけると同時に、人間がα(アルファー)になる訓練をしていこうと言うのが主旨のようです。
家族全員が水戸黄門になって、ワンをアルファーにしない
1.散歩に行くとき、人間が先に出る。
2.食事は人間が先。(ワンはワンの場所でワンの物を食べさせる。)
3.ワンに財産を持たせない。
4.一緒にベッドで寝ない。(人間がおなかを出している姿勢を見せない)
5.通行の邪魔なときは、ワンをどかせる。
6.散歩の時同じ道を通らない。(縄張りを持たせない。)
    以上きちんとした上下関係をつくるようにとのことでした。
ワンの飼い方全般のお話がありました。
食事の回数は、一日、2回。犬の消化時間は17時間。
パピーフードは、高栄養すぎるので、6ヶ月ぐらいまでがよいのではないか。
あまり急激に成長させると足のつなぎが弱くなるのでは?
ワンの体格は、さっと触って、あばらが触るぐらいがちょうどいい。
去勢と避妊をさせる。婦人科系疾患とか、前立腺疾患とかの病気にならない。
繁殖は遺伝性疾患があるので、難しい。
家の中で、放し飼いにしないで、ケージトレーニングをする。
食事とか、ガムとかは、ケージの中に入れて食べさせる。
ケージの中は、楽しいことがある。入ると褒められる。
名前を呼んで叱らない。名前は、美味しい名前と思わせる。
おいでといってご褒美を与え、3回に1回、もしくは、5回に1回捕まえる。
犬といい条件で取り引きする。
引っ張りっこはあまりしない方がよい。絶対勝てばよい。
フードは、輸入の物がよいとは限らない。賞味期限とか、油の酸化とか。
国産物の方が、製造年月日が分かる。
普通最低2kmは歩くこと。5ヶ月、6ヶ月でも2kmは歩けるが、スピードをゆっくり。
運動量は犬種によって違うが、小さくても、ジャック・ラッセルテリアのように大型犬並に運動量が必要な犬もいる。
一日5〜6km。1時間足らずで歩くこと。
アジリティーのジャンプや、フリスビーは、足を痛めるため、2歳になるまでだめ。
ハーネスは、子犬にはつけない。足ががに股になったり、胸郭の発育が悪くなる。
チョークカラーのように、閉まる首輪は、小さいときからすると、閉まりすぎて、脳に血流が行かないこともある。
とにかく良いことや、言うことをきいたら、すかさずご褒美をあげるとのこと。
ワンの好物をあげて,うんと褒めて、教え込む。
命令を聞かなかったり、してはいけないことをしたら、しかるのではなく、無視をする。
しかると相手にされたことで、逆に褒められたと勘違いするからだそうです。

・来週までの宿題が出ました。
名前を完全に覚えさせることと、
ふせとお座りを号令なしでさせると言うことでした。
全部できるので大丈夫と思ったのが落とし穴でした。
以下2回目に続く

ガンバルゾ!!ワン